福岡県理学療法士会筑後支部研修会で講演しました。

2026年9月18日、福岡県理学療法士会 第1回筑後1支部研修会にて、「リハビリテーションに活かす脳画像評価」と題して講演しました。

講演では、CT・MRIの基本的な画像の見方から始め、脳幹から大脳皮質までの主要なスライスにおける機能解剖、血管支配、白質線維について解説しました。そのうえで、単に「病巣がどこにあるか」を確認するだけではなく、白質線維や神経ネットワーク、症候との関係を踏まえて、脳画像を臨床でどのように解釈するかについてお話ししました。

後半では、脳画像評価を、①機能局在、②白質線維、③症候学・障害学との関係、④機能的結合、⑤発症後の時間的経過、⑥脳画像と臨床情報を統合した予後予測、⑦リハビリテーション計画への活用、という段階に分けて整理しました。

特に、脳画像のみから患者さんの予後やリハビリテーション内容を決定するのではなく、身体機能、認知機能、動作能力などの臨床情報と脳画像を統合して臨床推論を行うことの重要性について、機能的結合、DTT、proportional recovery rule、機械学習による予後予測などの知見も交えながら紹介しました。

ご参加いただいた皆様、ならびにこのような機会をいただきました福岡県理学療法士会筑後支部の皆様に、心より御礼申し上げます。



目次